2017.11.24更新

こんにちは、もも矯正歯科 院長の桃沢です。

10月は、Wilckodonticsのコースに続き、イタリアへInvisalignのセミナーを受講しに行くという超ハードスケジュールでした。

(その間に日本矯正歯科学会に出席するため札幌へも出張でした 汗)

Invisalignは、透明のマウスピース型の矯正装置です。

①取り外せる ②目立たない ③むし歯を作らない ④違和感・発音への影響が小さい というのが大きな特徴です。

当院では、基本的にワイヤーの装置を使用しています。患者様に理想的な治療のゴールを設定すると治療難易度が高くなり、歯の移動をより確実に、正確に達成するためには固定式の装置が必要になるからです。

今後もその方針は基本的には変わりませんが、年々Invisalignの治療精度が高くなっており、その治療適応範囲も拡がっています。

精度が良くなっている理由は、装置の材質とデザインの向上、さらにはIteroによる光学印象機器の精度の向上、そして何度もアライナーを作り直せるというシステムの向上など、いくつか考えられます。

その結果、数年前では困難であった抜歯症例に対しても良好な治療結果が出ています。

但し、Invisalaignも他の矯正装置と同様に、どの先生がやっても同じように治るという訳ではありません。

歯や骨の解剖学、歯に物理的な力がかかった時のモーメントや力の作用と反作用の物理学、歯の移動の生物学、高度な矯正診断学、装置の物理的特性、そして豊富な治療経験が必要です。

それらを熟知した上で、Invisalignの装置の設計を考える必要があります。

装置の設計は、アライン社のテクニシャンがある程度は作りますが、細かい設定は歯科医師が変更する必要があります。

これをしなければ良好な治療結果を得ることは出来ません。

Invisalignは、むし歯が出来やすい方(エナメル質形成不全)、金属アレルギーのある方、毎月の通院が困難な方などにとっては、大変に有用な矯正装置です。

当院では、そのような患者さまの難しい症例に対してもInvisalignを適用できるよう治療技術の向上をしています。

 

トリノ大学の教員でもあるDr.FrancescoとDr.Tommasoの講義と実習を2日間に渡り、たっぷりと受けてきました。

2人ともInvisalignの治療に真摯に情熱を注いでいるのが伝わってきます。

紳士でユーモアがあって、スマートでクレバーなイタリア人。 特にDr.Tommasoはイケメン過ぎです!!

話は脱線しましたが、二日目の最終日は終わったのが夜22時!!!

彼らは間違いなく日本人より勤勉です。

私は翌朝6時にトリノ発の飛行機に乗って、フランクフルトで乗り換えて、早朝6時に羽田に着いて、そのままクリニックへ直行して診療!!!

我ながら、どうかしてますね。。

 トリノ1

 

トリノ2

 

矯正治療は、工業製品と異なります。

同じInvisalign治療といえども、設計・管理をする者の違いで治療結果は大きく異なります。

歯の咬み合わせは、場合によっては歯の寿命やあごの関節、全身にも影響を及ぼします。

安易に費用面のみで治療するクリニックを選ばないこともご検討ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: もも矯正歯科

2017.11.17更新

こんにちは、大田区大森のもも矯正歯科 院長の桃沢です。

2017年10月7,8日に「Wilckodontics」のセミナーに出席するためにアメリカ・ペンシルバニアのエリーへ行ってきました。

久しぶりのブログですが、その報告です。

 

"What's Wilckodontics?"

 

歯の移動を早くする方法は幾つかあります。

その中で、歯の移動が有意に速くなるという動物やヒト臨床実験のエビデンスを有するものがコルチコトミー治療です。

作用機序は幾つか考えられるのですが、ごく簡単に書くと、歯の周りの歯ぐきの骨を外科的に切開し、局所的に炎症を起こすことで、骨を改造する細胞が爆発的に増大し、結果として歯の移動が速くなるという現象です。

歯ぐきを開いて(骨膜から剥がす)、骨に切れ目を入れた(コルチコトミー治療)後に、骨材を移植し、その後に矯正治療を行うのがWilckodonticsです。

コルチコトミーを行うことで矯正治療期間が大幅に短縮し、歯根吸収や歯肉退縮、後戻りのリスクを低減します。

さらに骨材を移植することで、歯の移動量を増大できます。

つまり、下顎前歯の歯ぐきの骨などはとても薄いため、非抜歯の治療で歯が大きく前方へ傾斜する場合などは、歯根が骨からはみ出してしまい、歯周病のような状態になるリスクがありますが、前方の骨量を増大させることでそのリスクを低減し、歯の許容移動量を増大します。

 

 

2日間に渡り、多くの症例を見せて頂き、とても勉強になりました。

わざわざ2日間の講習の為にアメリカまで、、とお思いの方もおられるかもしれませんが、日本でコルチコトミーの治療を勉強できるセミナーは、唯一スピード矯正研究会の深澤先生のコースのみです。

(深澤先生はコルチコトミー矯正の第一人者で、現在、私もスピード矯正研究会会員で深澤先生と共に学ばせて頂いております。)

日本ではまだまだ普及していない治療方法であるため、アメリカまで勉強に行かなければならないのです。。

 

 

私は、当院のスピード矯正治療を確立することが目的で勉強に参りましたが、歯槽骨を増大させることも治療上多く必要であることを痛感しました。

当院では治療前にCTを撮影し、歯の移動量の限界を骨量より分析し、算出します。歯根が治療後にも骨の中に入っており、健全な歯周組織を維持することが重要だからです。

日本人の多くは歯槽骨がとても薄く、歯の移動可能域に限界があるために抜歯が必要になることが多いです。(むやみな拡大治療は、骨から歯根がはみ出るリスクを伴います)

矯正治療前に骨量を増大させることで、治療方法の選択肢を増やすことが出来ます。つまり、非抜歯の適応症も増えることになります。

 

 

日本でも一般的に行われている非抜歯治療の多くは、歯根周囲の骨量を正確には考慮せず、歯並びから分析し、治療が行われています。

それは治療後に歯が骨からはみ出し、歯肉退縮や歯根露出、後戻りの大きなリスクをもっています。

 これからの矯正治療は、治療後の歯周組織の状態を含めて、正確に診断することが必須になるはずです。

そのためには、CT画像は不可欠であることと、三次元的に歯根の移動を設計できる装置が必要です。

デジタルで三次元的に歯根の移動を設定することのできる”Suresmile”という最新の治療システムを来春に導入する予定です。

 

 

 

最後に、コルチコトミー治療は、限られた方に必要な治療でほとんどの方には必要のない治療方法です。  ご安心ください^^:

 

wilcko1

 

Wilcko2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: もも矯正歯科

2016.06.17更新

 

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科、院長の桃沢です。

長らくブログの更新が滞っておりました。

 

タイトルにもしましたが、「矯正歯科治療のためのコルチコトミー」という歯学専門書が発刊されました。

これは 2015年に発刊された原題"Orthodontically Driven Corticotomy"という英文の教科書を日本語訳したものです。

矯正治療の治療期間を短くする"Accelerated Orthodontics"の治療法の中で、外科的な手法を用いる治療方法の専門書です。

この分野については、日本の15年前の寿谷先生の著書以来の本となります。

矯正歯科治療のためのコルチコトミー

記念講演

この分野で世界的にエキスパートである深澤先生を代表とするスピード矯正研究会の10周年記念企画として翻訳がなされました。

研究会のメンバー10名が10章あるうちの各章を担当し、僭越ながら私も第4章を翻訳担当させて頂きました。

日々の仕事や休日の合間に翻訳を進めるのですが、初めてのことでもあり、私にとってはとても大変な作業でした。

締め切りに悩まされて夢に見たのは大学院時代の研究論文以来でした(笑)

しかしながら、勉強になるから、と深澤先生にこの仕事の依頼を頂き、翻訳に参加出来たことは、私にとって本当に幸運で光栄なことだったと感じています。

翻訳を通じてこの分野における知識を深めれたのはもちろんですが、出版記念講演でのスピーチや出版記念パーティーなど貴重な経験もさせて頂きました。

また、深澤先生のように真摯に勉強し治療に向き合い、日々を重ねることで、このようにその成果が集約し、結実していくものであることを間近で見られたことも、私にとっては大変貴重な財産になるであろうと思います。

 

日本ではコルチコトミーを含めた外科的に歯の移動速度を加速化させる治療が普及しておらず、患者さんはもちろん、矯正医においても正しい知識が広まっていないのが現状です。

その中でこの本は、この分野の治療の歴史や様々な治療方法の細部に至るまで解説し、さらにはすべて科学的な研究論文の裏付けを基にこれらの治療の効果を示す良書です。

治療期間が長くかかることで二の足を踏んでおられる方や仕事・転勤・結婚など様々な理由で治療期間に余裕がない方にとっては、こうした治療が広まることで大変に喜ばれるであろうと思います。

私は矯正専門医である限り、矯正にかかわる全ての治療に対して精通しているのが理想であると考えます。

今後も研究会を通じて、さらに勉強を重ね、より安全で良質な医療を提供できるよう努力致します。

深澤先生

~深澤先生と~

 

 

 

 

 

 

投稿者: もも矯正歯科

2015.09.25更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科院長のDrももです^^

今月も矯正治療のセミナー・講習会に出席してまいりました。

 

一つは、顎関節の正しい位置でかみ合わせを再構成することを追及している治療診断学「Roth phylosophy」の池田先生のコースです。

2日間の講習を今年中に3回受講します。

大学矯正科の治療においても顎関節の検査・診断を行っておりましたが、より精密・正確に顎関節の位置を診断することができ、治療のゴールがより明確に設定されることがわかります。

矯正治療は歯を動かすだけなのに、何故、顎の関節をみるのか?

とお思いの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

答えは、上あごと下あごは分かれており、下あごは前方、上下、左右に動くからです。

つまり、上の歯と下の歯の緊密なかみ合わせを作る時に、下あごはどの位置で合わせるのが良いのか、ということです。

生理的に安定していない(顎関節組織や周囲筋肉に負荷がある状態)顎関節の位置でかみ合わせを作ってしまうことは、顎関節症を引き起こすこともあります。

また、何より大きな影響は、治療後の後戻りと考えます。

後戻りの原因は複雑で多因性ですが、単純に治療後の状態が緊密に咬み合っているかどうかはとても重要な因子です。

レンガやお城の石垣が緊密に並んでいなければどうなるでしょうか・・?

顎の位置が不安定であれば、当然上下のはの咬み合わせは緊密に安定しません。

良好な治療予後を目標とする上では、大事な要素です。

今回の講習では、あごの位置を診断する方法を改めて教えて頂きました。

顎関節の第一人者の池田先生より直接指導頂けることはとても貴重な経験です。

治療に対しての信念や情熱の重みを感じ、何よりの勉強となりました。

 

もう一つは、NY大学のDr.Mani Alikhani の講義です。

こちらは土日の2日間の講習会だったため、患者さまには大変に申し訳なかったのですが、土曜日を臨時休診にさせて頂き出席してまいりました。

(4週目の日曜日に振替診療を増やしています 汗)

歯の移動を生物学的に加速化させる最新の方法について、科学的根拠とその臨床方法について、とても丁寧に講義して下さいました。

世界の最先端の内容に大変に勉強になりました。

骨代謝を高めることで歯の移動を加速化させる方法は幾つかありますが、十分な科学的根拠を伴うものは外科的に骨へ損傷を与える方法です。

その中でも、患者さまへの侵襲の小さい(術後の痛みや腫れのない)治療が新しく研究されています。

当院でも、治療期間に制限のある(転勤・留学・ブライダル矯正など)患者さまに対して、出来る限り最良の治療法を提示できるように努力して参ります。

 

 

毎日の診療と勉強に追われ、気づくと10月もすぐそこです。

昨日のニュースでは、世界最大の自動車メーカーであるVWグル―プがデータを不正に公表していたとのことです。

個人的に大変に衝撃的でしたし、残念でなりません。

売上や販売台数を大事にしてしまい過ぎて、本当に当たり前に大事なものが見えなくなってしまうのでしょうか。

 

患者さまと治療に謙虚に、誠実に、真摯に向き合うことを忘れてはなりません。

そのためにこれからも勉強と努力を続けて参ります。

 

 

 

 

 

 

投稿者: もも矯正歯科

2015.03.12更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科 院長のDrももです^^

暖かくなってきましたが、花粉の季節に突入ですね ><:
大学までは全く花粉症ではありませんでしたが、東京に来てから年々ひどくなってきているような・・

さて、今回も勉強会のお話しです。
去年コルチコトミーのセミナーで勉強させて頂いた深澤先生のリンガルのセミナーがあり、出席してまいりました。

当院でも成人の方の多くに舌側矯正(リンガル)の治療をうけて頂いております。
矯正の装置を舌側(裏側)に装着することで、表側からは全く見えません。
人目や仕事など、全く気にせずに歯並びの治療ができます。
最近では、インビザラインなど透明のマウスピースの装置も流行しておりますが、
マウスピース矯正は治療方法(診断)が限定されることや、咬み合わせの治療精度の点でワイヤーの装置に比べてまだまだ劣ると考えています。
当院では、装置に合わせて治療方法(診断)を決めることはありません。
患者さんの問題点に対して、最良の診断をした上で、その結果にしっかり導ける装置を選択してもらいます。
理想的な治療方法を作成すると、どうしても難易度の高い治療になってしまうため、マウスピース矯正の適用から外れてしまいます。
したがって、当院では、見えない矯正装置をご希望の患者さまの多くは、舌側矯正をして頂いております。

一昔前は、舌側矯正はきれいに治らない、とか、治療期間が倍かかる、など矯正専門の先生でもそういう認識があったと思います。
現在は、数多くの先生方の努力により、治療方法が確立してきたこと、装置が改良されてきたこと、ミニスクリューが使用できること、などから
表側の矯正治療と変わらない治療を提供できるようになりました。
当院でも、表側と変わらない高い治療精度を提供出来ていると自負しています。
しかしながら、治療期間は表側よりも少しかかっている印象があります。(3~4ヶ月くらいでしょうか。)
幾つかの理由があると思うのですが、
一番の理由は、舌側矯正は前歯の傾きのコントロールが難しいことです。
出っ歯を引っ込める時に、上の前歯は内側に傾きやすく、歯が立った、もしくは内側に引っ込んだような仕上がりになりやすいという力学的な特徴があります。
もちろんそのような仕上がりにならないよう、慎重に正しい前歯の歯軸を維持したまま咬み合わせを作っていきますが、そのために歯の移動量が制限され、期間が延びているように考えます。

今後もより見えない装置への需要が高まると予測されますし、舌側矯正の治療精度・治療期間もさらに良くしていく必要があります。

深澤先生は、スピードと治療精度に拘った舌側矯正のスペシャリストです。
今回も生物学的、力学的なエビデンスに基づく舌側矯正装置の設計方法、前歯歯軸を維持したまま前歯を後ろの下げる方法など大変勉強になりました。
また、先生の考案された舌側矯正装置やミニスクリューも大変有用でありましたので、当院でも導入を致しました。
今までの装置よりも違和感を小さくし、治療期間も短縮することが可能になります。

治療を追及している先生ほど、科学的な思考をもち、基本に忠実であるように感じます。
世の中には、魔法のような誰でも簡単にすぐ治せる、治療方法などあり得ないのです。
私もまた、真摯に治療に取り組んでいきたいと思っています。

投稿者: もも矯正歯科

2015.01.15更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科 院長のDrももです^^

明けましておめでとうございます★

あっという間に1月も半分が過ぎてしまいましたね^^:

皆さんも一年の計を立てられましたでしょうか?
私は矯正治療については、今年中に勉強することを決め、年間スケジュールを立てました。
今年も海外を含め、精力的に学会や研修会に参加する予定です。
クリニックに関しても、診療体制やスタッフ、診療設備など、拡充するところについては、準備し進めていく予定です。
そんなことを考えていると、一年は長いようで短く、時間が足りないと焦ってしまう自分もいますが、
一歩ずつ地に足を付けて進んで参りたいと思います。

さて、昨年末にコルチコトミーという治療方法を学んできましたので、そのご報告です。
現在、矯正治療において、歯の移動を生物学的に促進させる唯一の方法といえます。
移動効率の良い装置やテクニックをスピード矯正と称するものもあるようですが、それらメカニクスによるものとは根本的に異なります。
簡単に説明しますと、外科的に歯の周りの歯槽骨に切れ目をいれ、骨代謝の反応を上げ、歯の移動を促進するというものです。
治療方法自体は以前からありましたが、ここ数年、アメリカ矯正学会でもTopicsになっており、世界の矯正の先生が注目しています。
現在の日本のコルチコトミーの第1人者でおられる深沢先生と西川先生の研修会に参加してきました。
クリスマスに座学と実習をみっちりと^^:

実習にて。
まずは、模型の歯ぐきを開いて、骨を露出します。

その後、切削バーと骨ノミで骨に切れ目を入れます。

歯ぐきを縫合して終了です。

豚の骨でも実習をしました。

実際の患者さんでも同じように歯ぐきを開き、骨に切開をいれますので、術後は腫れや痛みを伴います。
それでも通常2年かかる矯正治療を1年以内に終えることが出来ます。

先生によっては、そんなに痛い思いを患者さんにさせる必要があるのか、と言われる方もおられます。
私もその通りと考えます。
通常の患者さんの治療には、まったく必要がないと思います。
しかしながら、一年後には留学や海外転勤が決まっておられる方、成人で歯の移動が極めて遅い方など、諸事情のある方にとっては大変有効な治療方法です。
当院では、すぐに患者さまに提供できる治療ではありませんが、いずれ安心して治療を受けて頂けるようにこれからも準備と研鑽を重ねていきます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します!

投稿者: もも矯正歯科

2014.11.19更新

 こんにちは、大田区大森のもも矯正歯科、院長のDrももです^^

今年も早いもので、あと1ヶ月半!
日に日に冷え込んできましたね。

10月は忙しく、ブログを更新することが出来ませんでした。
日本矯正歯科学会で認定医の更新審査を受けるためにその準備があったことと、
前より申請しておりました医療法人が認可を受け、その準備が重なり余裕がなかったというわけです・・ ^^:

そこでブログでのご報告が遅くなりましたが、
沢山の方々の支えのお陰で、無事に11月より医療法人として診療をスタート致しました。
この場を借りて皆様に感謝を申し上げます。

このたび医療法人に致しましたのは、私のクリニックへの思いがあってのことでした。
当院は矯正治療を専門としたクリニックです。
歯科の分野においては矯正はいろいろな意味において特殊です。
・専門性が高い
・一部疾患を除いては保険適用がない
・治療期間が長い
・治療後の後戻りのリスクがある
などです。

こういった特徴がありますので、開院する時からある不安がありました。
それは、私が何歳まで診療できるのか、病気や事故など不慮の事態に患者さまをどうするのか、年老いてクリニックを閉院した後に残された患者さまはどこで経過をみてもらえるのか、です。
一般的な歯科治療であれば、他院からの治療の継続はよくあることですし、保険診療なので費用の問題も発生しません。
しかし、矯正治療はそういうわけにはいかないですよね。
ですから、いつまでも安心して患者さまが通院できるクリニック、を作ることが目標でした。
そして、その一歩として医療法人社団の設立がありました。
万が一私に何かがあったとしても、また、何十年後も医院は変わらず存続し、診療を継続することが可能です。
お子さまで来院頂いた患者さまが成長し、成人となり、またその方のお子さまを診させて頂くことも出来るはずです。
そうなれば、本当に目標が達成されたと言えるかもしれません。
そのためには、まだまだしなければならないことが多くあると思いますが、
まずは一歩ずつ一歩ずつ。

山

投稿者: もも矯正歯科

2014.09.29更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科院長のDrももです^^/

日中は過ごしやすく、夜は少し肌寒くなりましたね。
食欲の秋とはよく言ったもので、最近は新サンマを堪能し、幸せでした~。

さて、先日も北大歯学部の勉強会に出席してきました。
今回は、北大1期生の池田雅彦先生をお呼びし、講演をして頂きました。

講習会

ブラキシズム(一般的には食いしばり)を開業以来研究されており、その分野で世界的な第一人者です。

歯周病

お口の清掃はしっかりしているのに、歯周病のように奥歯がグラグラになり、抜けてしまうことがあります。
その原因になりうるのが、食いしばりです。
ただ、食いしばりは、寝てる間に無意識的にすることもあり、その場合は本人の自覚がありません。
私たちが夜中にこっそり患者さんを見に行くことは出来ませんから・・:、
歯科医は日中の問診や視診で、その有無を判断せねばなりません。
咬む時に使う筋肉の症状や歯の削れ方(歯が擦れあって削れています)などから、推測するに他ありませんでした。
しかしながら、池田先生は、スプリントというマウスピースを使用し、科学的に診断をしておられます。
今まで、そういった形でスプリントを使用するという話は聞いたことがありませんでした。
また、今までの歯科学においては、食いしばりは咬み合わせに関係なく、私たちでは治すことが出来ないというのが通説です。
池田先生は、患者さんに行動療法や自己暗示などで実際にブラキシズムを治しているそうです。
もも矯正歯科でも、ブラキシズムで悩まれておられる患者さんもおりましたので、本当に勉強になりました。
私も実践していきたいと思います。

池田先生が講演の最初におっしゃった言葉は、「科学的に思考し、それを実践しなさい。」というものでした。
開業されて38年、うまく治らない症例や症状に対して真摯に向き合い、結果を積み重ねてこられた先生から発せられたそのフレーズは大変深く、重みがありました。
懇親会と称する打ち上げでは、我々若輩に対する先生のお人柄も大変魅力的でした。
私もそういった臨床家を目指していきたいと心を新たにしました。
ローマは一日にしてならず ですね><
気合いを入れて頑張ります!

投稿者: もも矯正歯科

2014.09.18更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科 院長のDrももです^^

気温が下がり、ぐっと秋らしくなってきましたね。

連休は子供を連れてのキャンプに行ってきました^^

自然の音や風の気持ち良さ、カエルやバッタなど都会では目にすることのない生き物を目にし、いろいろ感じてもらえたかな?と親心でした。

 

さて、先日、日本ではあまり使用されていない出っ歯治療の特殊な装置の講習会に出席してきましたので、ご報告します。

総称として、クラスⅡコレクターと呼んでいますが、直訳すると「出っ歯治療装置」ですね。

 

以前からある装置で、出っ歯の治療で良く使用される装置は、ヘッドギアーという装置です。

 ヘッドギア

いわゆる表側の針金の装置(マルチブラケット装置)と併用して使用します。

頭からゴムやバネの力で前歯を後ろに引っ張り上げる装置です。

アメリカの映画で子供が装着しているのを目にすることがありますが、日本では学校や世間で見ることはまずありません。

日本では見た目の印象から自宅以外で使用することがなかなか出来ません。

使用時間が短いのが、この装置の最大の弱点なんですね ><

 

ヘッドギアーに対して、クラスⅡコレクターという装置は、患者さんか取り外すことはない装置です。

24時間矯正力がかかり続けることで、大きな効果が得られます。

海外の矯正歯科学の論文では、その効果を示すものが多数あり、ずっと使用したいと思っていました。

しかし、口の中にずっと装着することで、違和感や不快感、痛みのトラブルなどが心配だったため、今まで使用に至りませんでした。

このたび、「twin force」という装置が新しく出ました★

従来の装置と基本的な構造・作用は変わりませんが、よりシンプルに、違和感・不快感の小さい構造になっています。

上の歯を後方に、下の歯を前方にばねの力で移動します。

3~4ヶ月装着し、歯の移動を達成します。

これより、もも矯正歯科でもこの装置を導入する予定です。

もちろん、患者さんの同意を得てですが、ヘッドギアーでは出っ歯が治らない場合は、抜歯に代わる非常に有効な手段です。

今後も患者さんにとって有益性の高い装置や治療方法については、積極的に取り入れていきます。

矯正

矯正模型

上の歯を後方に、下の歯を前方にばねの力で移動します。

3~4ヶ月装着し、歯の移動を達成します。

これより、もも矯正歯科でもこの装置を導入する予定です。

もちろん、患者さんの同意を得てですが、ヘッドギアーでは出っ歯が治らない場合は、抜歯に代わる非常に有効な手段です。

今後も患者さんにとって有益性の高い装置や治療方法については、積極的に取り入れていきます。

装置の動画

投稿者: もも矯正歯科

2014.07.31更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科、院長のDr.ももです^^

毎日、真っ黒に日に焼けた子供たちが来院してくれます。
日中クーラーのかかった診療室にいるので、そんな子共たちをみて夏を実感する毎日です。

さて、本日のブログですが、
海の日の祝日に北大歯学部の同窓会があり札幌へ行ってきましたので、そのお話です。

卒業してから13年ぶりの同窓会でした^^
約30人ぐらい、クラスメイトの約半数が集合しました。

カヌー
日中はカヌー!

同窓会
夜はおおいに語らい。

外見は変わった人も全然変わらない人も。
(実は私が一番変わったと言われました・・><・・ 学生時代から15kg増量?!)

でも話をするとまったく変わらないんですね。
昔のまんまで、嬉しくも楽しかったです。

大きく変わったのは、それぞれが仕事をしているということ。
同じ教育を受けたのですが、それぞれの歯科医師の道を歩んでいます。
大学に残って研究や教育をしているもの、
歯科医院を開業しているもの、
勤務医をしているもの、
お母さんをしながら働いているもの、様々です。
皆がそれぞれ前向きに人生を歩んでいます。

自分とまったく違う価値観や人生観と触れ、それを認め合えることはとても幸せなことです。
昔の仲間でなければ難しいことかもしれません。
僕もまた新しいイメージやエネルギーを沢山もらいました。

翌日には母校のキャンパスへ。

キャンプ1

キャンプ2

本当に素晴らしいキャンパス。
ここでの学生生活は忘れられない思い出ばかりです。
夏も気持ち良いですが、秋も銀杏並木が輝いてとてもキレイです。
札幌にお寄りの際は是非☆

投稿者: もも矯正歯科

前へ
無料相談ご予約 お申込みフォーム 03-6423-1802
よくあるご質問 staff blog
MoMoの日記 Doctor's File
MoMoの日記