2015.09.25更新

みなさんこんにちは、大田区大森のもも矯正歯科院長のDrももです^^

今月も矯正治療のセミナー・講習会に出席してまいりました。

 

一つは、顎関節の正しい位置でかみ合わせを再構成することを追及している治療診断学「Roth phylosophy」の池田先生のコースです。

2日間の講習を今年中に3回受講します。

大学矯正科の治療においても顎関節の検査・診断を行っておりましたが、より精密・正確に顎関節の位置を診断することができ、治療のゴールがより明確に設定されることがわかります。

矯正治療は歯を動かすだけなのに、何故、顎の関節をみるのか?

とお思いの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

答えは、上あごと下あごは分かれており、下あごは前方、上下、左右に動くからです。

つまり、上の歯と下の歯の緊密なかみ合わせを作る時に、下あごはどの位置で合わせるのが良いのか、ということです。

生理的に安定していない(顎関節組織や周囲筋肉に負荷がある状態)顎関節の位置でかみ合わせを作ってしまうことは、顎関節症を引き起こすこともあります。

また、何より大きな影響は、治療後の後戻りと考えます。

後戻りの原因は複雑で多因性ですが、単純に治療後の状態が緊密に咬み合っているかどうかはとても重要な因子です。

レンガやお城の石垣が緊密に並んでいなければどうなるでしょうか・・?

顎の位置が不安定であれば、当然上下のはの咬み合わせは緊密に安定しません。

良好な治療予後を目標とする上では、大事な要素です。

今回の講習では、あごの位置を診断する方法を改めて教えて頂きました。

顎関節の第一人者の池田先生より直接指導頂けることはとても貴重な経験です。

治療に対しての信念や情熱の重みを感じ、何よりの勉強となりました。

 

もう一つは、NY大学のDr.Mani Alikhani の講義です。

こちらは土日の2日間の講習会だったため、患者さまには大変に申し訳なかったのですが、土曜日を臨時休診にさせて頂き出席してまいりました。

(4週目の日曜日に振替診療を増やしています 汗)

歯の移動を生物学的に加速化させる最新の方法について、科学的根拠とその臨床方法について、とても丁寧に講義して下さいました。

世界の最先端の内容に大変に勉強になりました。

骨代謝を高めることで歯の移動を加速化させる方法は幾つかありますが、十分な科学的根拠を伴うものは外科的に骨へ損傷を与える方法です。

その中でも、患者さまへの侵襲の小さい(術後の痛みや腫れのない)治療が新しく研究されています。

当院でも、治療期間に制限のある(転勤・留学・ブライダル矯正など)患者さまに対して、出来る限り最良の治療法を提示できるように努力して参ります。

 

 

毎日の診療と勉強に追われ、気づくと10月もすぐそこです。

昨日のニュースでは、世界最大の自動車メーカーであるVWグル―プがデータを不正に公表していたとのことです。

個人的に大変に衝撃的でしたし、残念でなりません。

売上や販売台数を大事にしてしまい過ぎて、本当に当たり前に大事なものが見えなくなってしまうのでしょうか。

 

患者さまと治療に謙虚に、誠実に、真摯に向き合うことを忘れてはなりません。

そのためにこれからも勉強と努力を続けて参ります。

 

 

 

 

 

 

投稿者: もも矯正歯科

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